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住まいづくりの工夫
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シックハウス対策

新築・改築後の住宅やビルにおいて発生する揮発性の化学物質等が原因で、体調不良になることを「シックハウス症候群」と呼びます。

建築基準法においては、ホルムアルデヒドを含む建材は、居室の内装仕上げや天井裏に使用する場合、使用量に制限があります。また、全ての居室を対象に、1 時間当たり 0.5 回以上の換気を行うことができる能力を持つ機械換気設備を設置することが義務づけられています。

1.主な原因物質は?

  • 合板の接着剤や防かび剤等
  • 白蟻の駆除剤
  • 防腐剤
  • 塗料に使われているシンナー等の溶剤
  • 家の中の埃 (ハウスダスト)

花粉、ダニ (死骸も含む)、カビ (胞子も含む)、綿埃、フケ、体から出る角質・皮脂等が含まれます。

2.入居後に注意するポイント!

(1)入居後数カ月は、通風・換気を十分に行いましょう。

換気を積極的にすることに加えて、太陽光を住宅内に取り込むことで、家の中が高温多湿な状態となることを防ぎ、カビの発生を抑えます。

(2)新しい家具やカーテンなどを購入する場合は注意が必要です。

衣類・カーベット類なども汚染の原因となることがあります。

(3)日常生活での工夫も大切です。

殺虫剤、塗料、芳香剤など、生活用品の過度な使用は極力避けるようにしましょう。

 

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